10月21日『西郷どん』、第39話「父・西郷隆盛」の感想です。

西郷吉之助改め西郷隆盛は新しい世を作る政治には参加せず、薩摩改め鹿児島に戻り、百姓生活を送ります。

そんな中、奄美大島へ島流しとなった時に愛加那との間にできた子、西郷菊次郎が隆盛の家へ引き取られます。

そして隆盛の気持ちに徐々に変化が生まれます。

この記事では『西郷どん』第39話で心に残った場面を中心に感想を書いてみたいと思います。

 

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西郷どん第39話の感想・いきなり登場した西田敏行さんにビックリ!

 

 

今回は何と明治38年の世からドラマがスタートしました。

「西郷どん」の最終章を思わせるような始まりでした。

オープニングも変わって、いよいよ最終回に向けて気持ちが盛り上がりますね。

で、現れたおじいさんが・・・何とナレーターの西田敏行さんでした!

西田敏行さんは語り部で出て来たのかと思いきや、今回は京都市長の西郷菊次郎という役での出演です。

今回は趣向を変えて、回想を交えながら、父、西郷隆盛(鈴木亮平さん)を語る構成となっていました。

「西郷どん」も色々考えて、趣向を凝らした感じがしました。

それにしても、西田敏行さんの演技は歳を重ねたせいか、味がありますね。

 

39話では、西郷糸(黒木華さん)が奄美大島へ赴き、菊次郎を引き取りました。

前妻と後妻が会って交際が前妻の子を引き取るなんて今ではあり得ない話ですが、当時は普通の話だったんでしょうか。

愛加那(二階堂ふみさん)は、覚悟はしていたのか、父の様になって欲しいとの願いからか、ゴネることもなく菊次郎を糸に託すのでした。

ところが西郷家に来た菊次郎は居心地の悪さからか遠慮して心を開こうとしませんでしたね。

西郷どん第39話の感想・「すまんのう・・・」隆盛が見せた涙の意味

西郷どん39話西郷隆盛

 

一方、東京の新政府では大久保一蔵改め利通(瑛太さん)や桂小五郎改め木戸孝允(玉山鉄二さん)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)らが新しい政治を作る議論をします。

ただ戦が終わって新政府軍が勝ちました、はい新しい世が始まりますよとは当然いきませんよね。

新政府に疑問や不満を覚える者が世間に増えていきます。

そして隆盛に政府への復帰を望む者もいましたが、隆盛は頑として断りまさに桜島のごとく動かないのでした。

隆盛は戊辰戦争の遺族を一件ずつ参っており、多くの人を死なせた戦の責任を償い続けるのが自分の使命としたんでしょう。

そしてそんな人間が政治を行う資格はないと感じていたんですね。

印象に残ったのは、隆盛が地蔵尊のような所で「すまんのう・・・」と言いながら泣いていた場面です。

亡くなった藩士のことを思って泣くほどの情け深さを見せた隆盛ですが、戦のときには見せなかった涙を見せました。

本当は優しい隆盛ですが、指揮官として涙は見せることができなかったことに、この場面を見て改めて隆盛の複雑な心境を見たような気がしました。

戊辰戦争のときは、隆盛自身も袋小路に入り込んだような状態だったので、本人も戦を止めることができなかったもどかしさが、きっと涙となって出たのでしょう。

「なんで自分は戦を止められなかったのか?」、そう言っているような涙でした。

そして、菊次郎は、泣いている隆盛の後ろ姿を見て、子供ながらに感じるものがあったのでしょう。

西郷どん第39話の感想・父の背中を追う菊次郎

 

 

そこへ現れたのがフランス帰りの弟、西郷従道(錦戸亮さん)でした。

行き詰っていた一蔵は、隆盛に東京へ戻ってもらう様従道に託します。

従道はフランスのポリスの話を紹介しつつ、軍を率いて欲しいと隆盛を説得します。

そして隆盛は、何のために戦をしてきたのか、新しい日本を作るためだったはずだと自問します。

弔いも大事だが、その命を無駄にしないためには、新しい国づくりに尽力すべきという結論に達し、ついに上京を決意するのでした。

菊次郎のことを思い、上京に反対する糸でしたが、菊次郎も愛加那に自分より他人を思う父のことを聞かされていたんでしょう「東京に行ってくりしょり」と思いを伝えます。

隆盛が「すまんのう・・」と言って泣いていたところを見たり、横山安武の直訴、糸と隆盛の話を聞いていた菊次郎は、今度は自分が父である隆盛に東京行きを勧めたのは、思うところがあってのことでしょう。

いずれ自分が父のようになりたいと、すでにこのときから思っていたに間違いないですね。

 

以上西郷どん第39話の感想でしたが次回は再び政治の中心に戻る隆盛・・最終章が本格的に始まりますが一体どんな展開となるのでしょうか。

 

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