5月13日に放送された「西郷どん18話~流人 菊池源吾」の視聴率が前回より一挙に2.4%アップし、14.4%となりました(ビデオリサーチ調べ関東地区)。
これは「西郷どん」の放送が始まって以来の最大の上げ幅です。
第18話は、それまでの薩摩や江戸とは一転して舞台が奄美大島になりました。
ストーリーは、斉彬が死去してから斉彬派の吉之助らが弾圧を受け、薩摩に逃げ帰ったものの、薩摩藩からも追い詰められて月照と入水自殺を図るものでした。
暗い話が続く「西郷どん」でしたが、奄美に流刑になった吉之助は過酷な生活を送りつつも、島の人々との温かい交流を始め、やがて島の娘、とぅまと親しくなると言う展開になりました。
第18話にして第二章が始まった「西郷どん」の注目度が大きかったのか、視聴率も一気に挽回しました。
前回17話の視聴率の記事
西郷どん第18話のあらすじ
まず、第18話のあらすじがどのようなものだったか、振り返ってみましょう。
第18話は、幕府に追われた吉之助(鈴木亮平さん)と月照(尾上菊之助さん)は追い詰められて入水自殺を図ったのですが、吉之助だけが奇跡的に一命をとりとめました。
吉之助は、菊池源吾と名前を変えて奄美に身を隠すことになるのですが、絶望の底にあった吉之助はかたくなに心を閉ざしてしまいます。
しかし、島の人々が薩摩藩からの重い税をかけられ生活が困窮していることを、とぅまから聞き愕然とします。

追い打ちをかけるように、反幕府の協力者だった橋本左内も処刑されたことを聞き、吉之助は嵐の夜に外へ出て高熱を出して倒れてしまいます。
三日三晩寝込んだ吉之助は、とぅまらが一生懸命看病してくれたことを聞き、自分のことを大切に思ってくれる島の人に感謝するようになりました。
そして吉之助は、何も知らなかった島のことを教えてほしいととぅまに頼み、とぅまは吉之助の手を引いて外へ駆けて行ったのでした。

新たなステージが視聴率を押し上げた

鈴木亮平さん主演の「西郷どん」は、スタートが15.4%、最高が5話の15.5%、最低が16話の11.1%でした。
第18話の視聴率は14.4%なのですが、16話からかなり上昇したことが分かります。
「西郷どん」もすでに1/3を過ぎたところなのですが、ここへ来て奄美が舞台に変わり、物語も大きく様変わりしました。
前回の17話までは、斉彬が一橋慶喜を将軍にするために篤姫を家定の元に輿入れしたり、水戸藩や近衛忠煕や月照らと連携していました。
しかし、それも家定と斉彬の死によって粉々に打ち砕かれました。
暗い話しが続いていたので、どうしても視聴者の気分も沈みがちになってしまい、そう言うときは視聴率も上がらない傾向にあります。
ですが、18話は流人となり過酷な生活を強いられている吉之助ですが、とぅまとの出会いによって変化の予感がしました。
視聴者もそこに敏感で、二番目の妻となったとぅま(のちの愛加那)と吉之助が結ばれるまでの期待感を持って見ていたにちがいありません。
何が西郷隆盛を明治維新の立役者としたのか、奄美時代にその理由が隠されているような気がします。
とぅまとの運命を見守りながら、西郷隆盛へと成長してゆく吉之助の姿を見守りたいところです。
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