2月18日の「西郷どん」7話で、吉之助の婚礼の祝の席で、妻の須賀がまったくしゃべらないのと、吉之助と須賀を二人にしようと気を遣った大久保正助が、「これから我が家で、ナンコやりもんそ!」と、言い出しました。
そこにいた郷中仲間はせっかくの酒の席を離れるのがいやだったために、怪訝な顔をするのですが、大久保正助はさらに、「気分を一新して、ぜひともうちで、なあ、吉二郎!」と、わざと吉二郎に同意させるように振り向けたのでした。
吉二郎は、「ナンコ!そうじゃ、そうじゃ!姉さんたちも一緒にナンコやりもんそ」と、吉之助の妹たちにも声をかけたました。
これで吉之助は須賀と二人きりになることができたのですが、大久保正助が言った「ナンコ」とは何でしょうか?

西郷どん7話・大久保正助が始めようとした遊具「ナンコ」とは?
鹿児島に伝わる酒席の遊びです。
昔は、祝宴では必ず見られた光景ですが、今ではほとんど見られなくなっています。
家族で集まる機会が減ったことや、遊びの多様化、核家族化などが原因で、伝統的な鹿児島の遊びが衰退しています。
ナンコの衰退を危惧した地域団体などがイベント的にナンコ大会を開催して盛り上げようとしているのが現状です。
「西郷どん」が放送されているので、少しでも鹿児島の伝統文化が見直されてほしいものです。
ナンコのルールとは?
ナンコのルールはものすごく簡単です。
10cm程度の木の棒を数本持って、向かい合って座ります。
片手に何本か棒を持って、相手に見えないように手の中に隠して前に出します。
お互いが相手が何本の棒を持っているかを言い当てっこすると言うものです。
負けたら焼酎を飲んだりすることもあります。
こちらの動画を見れば、なんとなく分かってもらえると思います。
ナンコ台は通販で買える?
ナンコは専用の台があって、通販で買うことができます。
こちらの台は、手作りなので、在庫が3台しかありません。(2018.2.18現在)
こちらのサイトでは、税込5,300円(送料別)です。

本格的なナンコ台は、ふるさと納税で手に入りますが、3万円もします。
この記事がよければポチッと1クリックお願いします
↓ ↓ ↓
にほんブログ村